《惡魔小子》

夏の臨海学校で、海にやって来た悪魔くん。

十二使徒たちと束の間のバカンス気分を味わっていると、謎の怪光線によってメフィスト二世と共に連れ去られてしまった。

二人が運ばれてきたのは、八仙人と呼ばれる賢者たちの暮らす蓬莱島。

八仙人は悪魔くんに、能力を捨てて普通の子供に戻るよう勧める。

悪魔くんがいるからこそ、人間と悪魔たちとの戦いが終わらないというのだ。

しかし、人間も悪魔も平和に暮らせる世界を作るという夢を捨てるわけにはいかない。

悪魔くんは申し出を断るが、この世の霊魂を鎮めるスフィンクスが魔空間へ向けて動き出してしまった。

このままでは世界中の悪魔やミイラが目を覚まして人間を襲い始めてしまう。

悪魔くんは八仙人たちに能力を半分にさせられながらも、ソロモンの笛を使って見えない学校を動かし、スフィンクスを追う。

ところが彼の前に、悪魔王国の建設を企む強敵・黒悪魔サタンが姿を現した！