「私の言うことが聞けないの…?」
彼女の瞳で見詰められると、俺は召使いのようにその命令に従ってしまうのだが…正直、全然イヤではない。
彼女――すなわち愛紗姉さんとは、一線を…越えてしまいたいと思っている。
だから、本気か嘘か、彼女の誘惑になど堪えられるワケがないのだ…。
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