《エルフの教え子と先生》
上巻秘密の放課後デート
小林弘樹は20人程の留学生を相手に教鞭をとる毎日を送っている。
弘樹が担当している留学生たちは、ただの留学生たちではない。
異世界からやってきたエルフと呼ばれる種族である。
弘樹の住む世界とエルフ達が住む世界が行き来できるようになった原因は不明である。
二つの世界は争うことなく交流を始めた。
その一つとして異世界の住人を招いての教育、留学制度が始まったのであった。
下巻ダークエルフの甘美な誘惑
弘樹は学園内の敷地内で倒れてしまった褐色の肌をした女性を保健室に運んだ。
生徒ではないが異世界に住む亜人であることから学園を管轄している機関に連絡をしようとするが目覚めた彼女に阻まれてしまう。
そして彼女の目が赤く光り正体が露わになる。
彼女の名はイルザ、エルフと対立する種族ダークエルフである。
エルフ達から弘樹を奪うため二人きりになる時をねらっていったのである。
弘樹はララノアという恋人がいるのにもかかわらず目の前にいるイルザを抱きたいという欲望がわき上がってくるのであった。
ダークエルフの術にかかってしまった弘樹に抗う術はなかった。
そして今、弘樹は留学生の中の1人、ララノアと恋人の関係にある。
弘樹は教師と生徒という立場、ララノアは留学生の代表という立場からオープンにすることは出来ない関係であった。
人目に付かないように学園の外でこっそり合っていた二人だが、教室で二人きりになると弘樹は押さえていたものが我慢できなくなり、ララノアを抱きしめてキスをする。
人目を気にしていたララノアだが、段々とキスに夢中になってしまうのであった。
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