- 公司名稱:CoMix Wave Films
- 英文名:CoMix Wave Films
- 其他名稱:コミックス・ウェーブ・フィルム / CoMix Wave / コミックス・ウェーブ
- 位置:日本 〒167-0051 東京都杉並区荻窪4丁目30番16号
- 官网:http://www.cwfilms.jp/
『CoMix Wave Films』
株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム(英: CoMix Wave Films Inc.)は、日本のアニメ制作会社。
略称は「CWF」。
日本動画協会準会員。
概要
コミックス・ウェーブ・フィルム(以下、CWF)は、旧コミックス・ウェーブのマーチャンダイジング事業部をMBO(マネジメント・バイアウト)による新設分割で包括的に承継した株式会社。
新海誠を初めとする作家(漫画家、イラストレーター、アニメクリエイター)のマネジメントに始まり、アニメーション映画の製作・制作・劇場配給・パッケージ販売、海外セールスまでを一貫性を持って手掛けている。
映画に資金を出す「製作・プロデュース」だけではなく、実際にフィルムを作る「制作」機能を持っている。
新海誠監督の劇場作品制作を中心に、大成建設などのアニメーションCM制作、P. A. WORKSやA–1 Picturesなどを始めとする制作会社の下請け(制作協力)や美術背景の受注制作も行っている。
ほぼ自社内で制作している繊細で写実的な美術背景には定評があり、多数のアニメ制作会社が背景素材の制作を発注している。
DVD・Blu-rayを自社で制作・販売し、海外セールスも直接行っている。
特にDVDの利益は大きく、会社の成長期を支えたという。
配給も2004年の『雲のむこう、約束の場所』から2011年の『星を追う子ども』までは自社で行っていたが、言の葉の庭以降はTOHO animation企画・東宝配給となっている。
制作においては、日本の一般的なアニメ制作会社のやり方に習わず、テレビ向けの仕事を極力しない。
テレビアニメを制作するビジネスは非常に厳しく、そこで得た利益で制作スタジオを運営しようとすると行き詰まってしまうと考えているためである。
また、フリーの腕利きアニメーターと契約する際は、映画であれば仮に1年の制作期間とすれば前後のズレも見込んで「拘束期間1年半で月額数十万円の契約で」というオファーを出すことも可能だが、テレビでは時間と予算が最優先で、動画単価なども物価上昇率も無視して長年据え置かれたままなので不可能である。
テレビアニメのビジネスの代わりに、CWFは所属クリエイターの作品を買ってくれる顧客とダイレクトにつながることで収益を上げることを目指している。
テレビ局と良好な関係を築いても人気が無くなれば先行きは不透明であるが、映画に1800円も払って観てくれるような人であれば簡単に離れて行くことはないからである。
実際に、ネット配信が普及してDVDやブルーレイなどのメディアが売れなくなってきても新海作品は安定して売れ続け、新作を公開する度に過去作品も売れて、それが会社の資産になっている。
YouTubeでは2012年末より公式チャンネル「アニメバンチョー」を設置し、オリジナルのWebアニメなどの独自のコンテンツを配信している。