《暗芝居 第三季》
身の回りで起きる怪奇な都市伝説をテーマに、現代では珍しくなった“紙芝居”をデジタル表現で見せる、昭和テイスト満載の新感覚ホラーショートアニメ。
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第1話 借給我
仕事ですっかり遅くなってしまった関口はその帰り道、自宅の近所に偶然、銭湯の煙突を見つける。試しに寄ってみると中には他の客もいなく、貸し切り狀態。仕事の疲れも忘れ、久しぶりの銭湯を満吃していると、女湯から若い女の聲がする。「石鹸を貸してくださいませんか」女湯の方へと投げてやる関口だったが、女の要求は徐々にエスカレートし…
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第2話 隧道
車で溫泉旅行にやってきた東原と柴田。しかしどこかで道を間違ってしまったのか、二人は山道ですっかり迷っていた。車もすでにガス欠寸前。一か八か地図にも載っていないトンネルを突き進む二人の乗った車は運悪くトンネル內で動かなくなってしまう。その時、ふと窓の外から子供が二人、車內を覗きこんでいるのに気付き…
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第3話 老鼠
古いアパートに越してきた、若い夫婦、ケンタとマチコ。荷解きをしていると、どこからか物音が聞こえてくる。音の主は、一匹のネズミ。越したばかりの家に、ネズミが潛んでいると分かったマチコは、顔を曇らせている。ケンタになだめられながら、新しい生活に慣れようとするマチコであったが、ネズミの存在が気にかかる毎日。そして、ケンタが出張で一晩家を空けた、その夜…
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第4話 熱鬧的病室
検査のため近藤が入院することになった病院には、毎晩、人のにぎやかな笑い聲が聞こえてくる病室があった。看護師からも「この病院の決まりなので近付かないように」としか説明されない謎の病室は彼の夢にまで出てくるように。ある夜、偶然、この病室の前を通りかかった近藤は、笑い聲に誘われるように室內を覗き見ようとするが…
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第5話 剝製博物館
旅行先で雨に降られてしまった、とある夫婦。あいにくの天気に妻はヘソを曲げ、夫は必死でそれをなだめる。何とか機嫌を取ろうと、すぐ剝製博物館に立ち寄ることに…。しかし、展示された生々しい動物の剝製を前に、妻の機嫌はますます悪くなる一方。険悪な空気が漂う中、夫婦はそれぞれホテルに帰って行くのだが…
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第6話 那邊的祭典
小學生のアサコは、友人のミキと共に神社のお祭りにやって來た。賑わう縁日を梯子しながら、はしゃぐ2人だったが、お面売りの屋臺のそばで、ミキとはぐれてしまった。そして、ミキを探していると、どこからか不気味な掛け聲を耳にする。それと共に見たことのない山車を引く集団に出くわし、アサコはこの祭りの異変に気付くのだが…
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第7話 後面
修學旅行の夜。「最近怖い夢を見るから眠りたくない」という修の話を聞き、昭雄と則之はどんな夢なのかと興味をそそられた。「教室でクラスメイトたちが楽しげに笑いながら授業を受けている」という一見怖いとは思えないその夢の最後には、必ず自分の背後に気味の悪い何かがやってくるのだという。決して振り返って見てはいけない何かが…。
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第8話 公主人偶
その家で暮らしていた家族は全員自殺したとも、行方不明になったとも言われている。そんないわく付きの一軒家に肝試しにやって來た大學の友人・健吾、治夫、延子、由美。知る人ぞ知る肝試しスポットである民家は、すでに誰も住んでいないというのに整然と片付けられ、居間には豪華な雛人形まで飾られていた。ただ、幸せだった家族を連想させる雛人形には、主役であるはずのお雛様がいなかった…。
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第9話 第四人
夜道に現れ「握手しよう」と手を差し伸べてくるおじさんの誘いを絶対に斷ってはいけない。クラスメイトが話していた“握手おじさん”の噂を耳にした晴子。「バカみたい」と気にも留めていなかった彼女だったが、その日の晩、妹の忘れ物を取りに行くため夜道を歩く二人の前に見知らぬおじさんが現れ…
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第10話 旋轉木馬
子供の頃、よく來ていた百貨店の屋上遊園地にデートでやってきた真一と聡美。夕方で日が暮れかけた遊園地は、ただでさえ人もまばらで寂しげな雰囲気をさらに際立てていた。懐かしむ二人のもとへ閉館時間を告げる放送が流れはじめた時、一人のピエロが聡美に風船を差し出して言った。「帰る前にメリーゴーランドでもどうですか?」ピエロに誘われるがまま、メリーゴーランドに乗る聡美だったが…
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第11話 布穀鳥鐘
祖母の家に遊びに來た少女ルミは、そこで初めて見た鳩時計に夢中だった。カチコチと刻むその音に耳をすまし、鳩が飛び出ると満面の笑顔を見せた。その日の夜、トイレに起きたルミは、鳩時計の前に姿を現すのだが…
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第12話 水裡
水泳部のトオルは、高校最後の大會にかけていた。優勝を目指し、練習に勵む日々。しかし、トオルは追い詰められていた。そして部活の練習時間だけでは物足りず、夜中にこっそりプールに忍び込む。すると…
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第13話 畫
ある小學校に教育実習生としてやってきた百合子。この街へやって來た日、彼女は公園で一人で絵を描く少年を見かける。そして少年は彼女が擔當するクラスの生徒だった。友達もいない様子で、いつ見てもひとりぼっちで絵を描いてばかりいる少年を気にかける彼女。ある放課後、いつものようにスケッチブックを手にどこかへ向かう少年を見かけ、そっと後を尾けていくとそこには…。