《殺戮都市 2nd Stage》
2004年8月26日から同年11月の間、AT-Xで放送された。
全13話。
同じ『週刊ヤングジャンプ』連載作品である『エルフェンリート』とAT-Xで同時期に放送されており、残酷表現の多い作品同士としてよく比較された。
残酷描写などが第1期より増えているため視聴年齢制限が掛けられた。
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第14話 さようなら
星人との戦いを終え、生き残った者たちは元の世界での生活に戻る。玄野はまだ岸本との2人暮らしを続けているが、岸本が話すことといえば加藤のことばかり。当然玄野は面白くない。とうとうブチ切れた玄野は、思わず岸本と大ゲンカをしてしまう。一方、加藤の家では叔母による弟・歩への虐待が繰り返されていた。我慢の限界を感じた加藤は、弟とともに家を出る。行き着いた先は、バイトで貯めた金で借りたというアパートだった。
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第15話 早くイキてぇっ!
岸本は玄野のアパートから去っていった。玄野は激しく後悔するが、後の祭り。そんな時、またしても老婆が目の前に現れ、ガンツの部屋への転送が始まった。これで岸本に会えると喜ぶ玄野。部屋には、玄野や岸本、加藤、北条らのほかに、新しいメンバーも大勢いた。玄野はそこで、加藤の胸に顔を埋める岸本を見て、立ち直れないほどのショックを受ける。失恋の痛手でやけになった玄野は、年上の美女・桜丘聖にすがるのだった。
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第16話 俺がやる!
岸本にふられ、玄野は衝動的に聖と肉体関係をもってしまう。間の悪いことに、その現場を岸本に見られてしまった…。彼らの思いなどお構いなしに、ガンツによるミッションはスタートする。今回の敵は「あばれんぼう星人」と「おこりんぼう星人」。2体とも仁王像のような姿をしており、転送された先もとある寺院だった。全員で生き延びるため、メンバーをまとめようとする加藤。それに対し、玄野は好戦的な目を剥き出しにしていた。
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第17話 こいつら撃っていいんだろ?
2体の仁王像。おこりんぼう星人とあばれんぼう星人に囲まれてしまった一同。血気にはやる玄野は星人に向かって発砲するがあっさり躱され、逆に星人の反撃にさらされる結果に。戦いを避けようとしていた加藤も、意を決して星人に立ち向かう。激しい戦いの中、一人で念仏を唱えていた僧侶の徳川が星人の手の平に潰されてしまう。時を同じくして、一同はふらふらと歩くホームレスと、彼を殺そうとする2人組の男を目撃する。
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第18話 おかえり
玄野の猛攻でついにおこりんぼう星人が倒れる。それをきっかけに、一同の士気が上がっていく。自分の生きる場所はここだと、玄野は充足感を感じていた。なおもあばれんぼう星人と戦う玄野を、加藤や岸本らはあっけにとられて見つめてしまう。気を取り直した加藤たちは、玄野に加勢する。しかし、あばれんぼう星人はおこりんぼう星人よりもはるかに手強い。ついには玄野が星人に捕まってしまい、握りつぶされそうになる。
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第19話 なんじゃ、ありゃあっ
2体の星人は倒したが、戦いは終わらない。今度は仏像の群れが動き出し、さらに巨大な大仏が立ち上がる。みんなをまとめようとする加藤と、独断専行の玄野が一瞬対立しかけるが、岸本の言葉で一致団結して星人への反撃を開始。その時、玄野の目に飛び込んできたのは、担任教師・上原佳乃の不倫現場だった…。もちろん彼女たちに戦いの様子は見えていないが、玄野は動揺する。そして佳乃を救おうとした加藤たちが、大仏の下敷きになる。
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第20話 俺を撃てっ!
残り時間は30分。一同は二手に分かれて行動を開始する。玄野と聖は、生きて帰れたら付き合うことを約束していた。だが加藤は、無残に転がるホームレスの死体を見て、自分が帰ろうとしている世界の価値に疑念を抱く。加藤、玄野らの組は仏像を仕留めるが、まだ転送は始まらない。もう一方の北条らの組が、仏像の大群と戦闘中だった。中でも千手観音は別格の強さで、外国人格闘家のJJ、そして北条、貞子が次々と犠牲になっていく。
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第21話 兄ちゃん?
剣、毒液、レーザーと、千手観音の攻撃は容赦なく一同を襲う。加藤をかばった岸本が死に、玄野も片手、片足を失い重体に陥る。取り乱す聖に加藤は言う。命さえ落とさなければ、五体満足でガンツの部屋に戻れると。その間にも、スナイパーの東郷、チンピラのコンタ、トマオらが凶刃に倒れる。玄野を守ろうとした聖もまた、星人の餌食に。これで、星人と戦い玄野を救えるのは加藤だけになった。そして、敵は意外な姿で現れる。
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第22話 二度と言うな!
玄野はガンツの部屋に無事生還した。だが彼は一人きり。最後は加藤が敵と相打ちになっていたのだった。それから数日後、玄野は加藤や岸本、聖たちと過ごした日々を回想していた。またもや転送が始まるが、前回のような戦いへの気力はなく、ただ喪失感が漂うまま、転送に身を任せるばかり。玄野が部屋に入ると、既に新しい住人たちが顔を揃えていた。その中には、担任の上原佳乃やホームレスを襲った2人組・梶浦と室戸の姿もあった。
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第23話 玄野星人!
今回の標的としてガンツの球面に映し出されたのは玄野の写真、その名も「玄野星人」だ。玄野は焦りながらも、来たる戦いに備えてスーツを着るよう住人たちを促す。それを尻目に、梶浦と室戸は住人たちの皆殺しを企てる。さっそく芝居を打って、玄野を孤立させようとする梶浦たち。玄野は自分が敵ではない証を立てようとするが、その時加藤の幻が目の前に現れる。同時にみか、佳乃、野崎、斎藤らには、それぞれの天敵が見えていた。
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第24話 出られない迷宮はないんだ
戦闘フィールドに転送された一同。玄野を「玄野星人」として始末しようとする梶浦と室戸は、玄野を信じようとするみかを人質に取る。玄野の目には、みかの姿に死んだはずの岸本が重なって見えていた。一瞬の隙をついて、玄野はみかを連れて逃げ出す。それを追おうとする梶浦と室戸に、古田や野崎が迫る。2人の本性に気づいたのだ。一方玄野は、逃げる途中落としてしまったみかが大切にしていた本を取りに戻る。
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第25話 生きて帰ろうぜ
殺人狂としての正体を現わした梶浦と室戸。その最初の犠牲者となったのは佳乃だった。一旦身を隠した梶浦と室戸には、ガンツが用意したさまざまな武器が与えられた。2人が逃げ込んだ斎場に、銃を構えた玄野らが近づいていく。かくして人間同士の凄惨な戦いが始まってしまう。何のために、ガンツはこんな戦いを仕組んだのだろうか? 斎藤と野崎は梶浦に殺され、どうにかして室戸を説得しようとする古田も、絶体絶命の窮地に陥る。
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第26話 生きてくれ
激しい戦いの末、生き残ったのは玄野、みか、室戸の3人。梶浦を倒した玄野のスーツには、既に限界が来ていた。生きて帰るため、みかは渾身の力を振り絞って室戸に立ち向かう。だが室戸に敵うはずもなく、致命傷を負ってしまう。怒りに震える玄野は、室戸を激しく攻め立てる。途端、室戸はそれまでの殺人鬼の顔から臆病な少年に変貌を遂げる。自分が人を殺すのは、世間に復讐するためだと彼は言う。