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《魍魎之匣》第11話 魔窟の事

首播時間:2008.12.16

影片時長:

劇集簡介:

久保が殺された、との連絡が入る中、関口、鳥口、榎木津の3人は、沈黙を守る京極堂に、バラバラ連続殺人事件と他の事件との関係を質した。だが、京極堂は、その質問には答えないまま、自分と美馬坂の関係を明かし始めた。それによると、京極堂と美馬坂は、旧知の間柄。京極堂は、戦時中、陸軍の研究所だった例の箱型の建物内で、異教徒を国家神道に改宗させるための洗脳実験をやらされていた。その時、美馬坂は、そこで死なない兵士、人工臓器の研究に没頭していたらしいのだ。

まもなく、入院中の青木を訪ねて久保の遺体の状況を聞いた京極堂らは、発見されたのがその両手と両脚だけだと知った。それらはヒモで括られた状態で発見されたのが、青木は、室内の状況から久保がバラバラ連続殺人事件の真犯人だと断言する。

その青木から、謹慎が解けた木場が拳銃を持って外出した、と聞いた京極堂は、慌てて関口らに追いかけるよう指示。木場の行き先が美馬坂の研究所だとにらんだ関口は、京極堂に言われたように、途中、陽子をひろって、車を急がせた。実は、少し前、木場は、陽子を訪ねて事情を聴いていた。その際、木場は、柴田の死を知った陽子が加菜子に代わって巨額な遺産を相続する、と知ったようであった。

その頃、箱型の研究所のドアを蹴破って侵入した木場は、出てきた技術者の甲田を倒して、美馬坂に迫っていた。美馬坂が、加菜子を生かすために、他の娘たちの臓器を使ったと推理した木場は、真偽を直接質す。そして、推理を否定された木場は、持っていた拳銃の銃口を美馬坂の額に突きつけて――。

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