• 魍魉之匣 第5话
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《魍魎之匣》第5話 千里眼の事

首播時間:2008.11.4

影片時長:

劇集簡介:

加菜子の事件が起きる60年あまり前、東京で超能力者との噂のあった2人の女の透視能力検証実験が行われたことがあった。検証は有名大学教授らの立会いで行われたが、2人の女の死によって解明されず、結局、その結果はウヤムヤのまま。だが、その透視能力が、探偵の榎木津礼次郎には本当にあるらしかった。

ある日、榎木津の事務所に、増岡と名乗る男が訪れて調査を依頼した。増岡は、柴田財閥に関連する団体の弁護士。その依頼内容は、元女優・美波絹子こと柚木陽子の娘・加菜子を捜して欲しい、ということだった。

柴田財閥の創業者・柴田耀弘は、一代で莫大な富を築いた男。妻子に先立たれた耀弘は、自分の血を唯一受け継ぐ者が、戦死した孫が女優・美波絹子との間に作った加菜子だと知り援助を続けてきた。ところが、先日、脳溢血で倒れた耀弘は、孫の実子と確認された場合、全財産を加菜子に譲るとの遺書を書いた。そして、一昨日、その耀弘が死亡したという。加菜子が生きていれば、陽子にもその遺産の分け前が回ってくるのだ。

一方、短編集に載せる作品の順番で悩んでいる関口は、三鷹の御筥様を潜入取材して失敗したという鳥口から話を聞いていた。取材した信者の8割がひどい目に遭っているという鳥口は御筥様が絶対インチキ宗教だと断言したのだ。

それが自分の専門外だと察した関口は、鳥口を連れてやって来た所は、一軒の古本屋。関口が、その屋号から「京極堂」と呼ぶ、主人の中禅寺秋彦は、鳥口も良く知る敦子の兄であった。関口らが迷い込んだ四角い研究所は調べない方が良いと忠告する京極堂。鳥口は、肝心の話をする前に、幼い頃の自分の出来事を、この京極堂にピタリと言い当てられて、ア然となった。

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