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《機獸新世紀》第12話 黒のオーガノイド

首播時間:1999-11-27

影片時長:

劇集簡介:

砂漠を行くバン(岸尾大輔)、アーバイン(藤原啓治)、ムンベイ(渡辺久美子)ら一行は、まさにゾイドの墓場とでも言うべきおびただしい数のゾイドの残骸に遭遇。さらに、残骸が延々と続く先の村付近で、共和国軍の兵士たちが塹壕を掘る光景に出くわす。一同にはそれが戦争の準備であることがすぐにわかった。バンたちは戦いに巻き込まれることを避け、一泊する予定を変更して早々に村を去ろうとするが、そんな矢先、共和国軍の小隊が近付いて来てアーバインとムンベイが捕らえられてしまう。ジークの機転で、バンとフィーネ(大本眞基子)だけはその場から逃げ去ることができた。

バンとフィーネは村のあぜ道を必死で逃げるが、兵士たちはどこまでも執拗に追いかけてくる。とうとう見つかってしまった・・・と思った瞬間、近くで人が殴られる衝撃音と兵士たちの悶絶する声を聞くバン。あたりが静かになるのを待って、バンとフィーネが隠れていたわらの中から顔を出すと、倒れた共和国兵たちの真ん中には一人の少年がいた。バンは、なおも追手の兵士たちに向かっていこうとする少年を止めると、いっしょにその場を立ち去る。

そんな中、ムンベイの所持品に共和国軍のハーマン大尉からの紹介状があったことで、アーバインとムンベイは釈放されることになる。自分たちが捕らえられた理由を問うムンベイに部隊の副官であるフォード中佐(中博史)は、砦を守る中隊の30機ものスリーパー・ゾイドが何者かに壊滅させられたことや、信じ難いが敵はただ一機のゾイドであったこと、さらに驚くことにその戦闘の中にジークと同じゾイドがいたことなどを話す。

やがて部下からフォードのもとにバンとフィーネの居所がわかったことが報告されるが、二人が少年と黒いオーガノイドといっしょであることがわかった。もし少年が共和国部隊を全滅させたパイロットだとしたら・・・?二人の身にも危険が及ぶことを心配したムンベイとアーバインは、ジークを連れてバンのもとへと急ぐ。

その頃少年は、砂漠に聳える岩場の上にバンたちを着々と追いつめていた。バンは、駆けつけてきたアーバインから少年がゾイドを壊滅させてきた張本人であることを知らされる。とその時、真っ黒のジークが出現。さらに次の瞬間、鼻先に少年を乗せたセイバータイガーが現われる。

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