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《機獸新世紀》第5話 スリーパー・トラップ

首播時間:1999-10-02

影片時長:

劇集簡介:

野宿する場所を求めて砂漠を歩いていたバン(岸尾大輔)たち一行は、グスタフを操る”砂漠の運び屋”ムンベイ(渡辺久美子)に出会う。ところが、一緒にキャンプをすることで意気投合した矢先、五体のガイサックの不意な襲撃を受ける。そんな彼らをガイサックの奇襲から救ってくれたのは、またもやコマンドウルフで現れたアーバイン(藤原啓治)であった。アーバインは、ガイサックの狙い撃ちに遭っていたジークをも助け出す。

ガイサックを叩き潰して一戦を終えたバンたちは、砂漠に埋もれた巨大な遺跡で一夜を過ごすことになった。助けてくれたお礼だと言って、傷ついたアーバインのコマンドウルフを治すムンベイは、自分に治せないゾイドはないと豪語。先の戦いで損傷したままだったバンのシールドライガーも診てくれるという言葉に大喜びだ。

ムンベイがゾイドの修理を終えるのを待ってやっとありついた食事時、バンはジークとフィーネが遺跡にあったカプセルから生まれたこと、ジークと出会ってからずっと襲われ通しだということを話す。さらにムンベイが運び屋だとわかると、フィーネのことを知るたったひとつの手がかりである『ゾイドイブ』のことを尋ねてみるが、顔の広いムンベイをしてもわからないという答えにバンはがっくりだ。気を取り直して遺跡の中を散歩に出かけたバンだったが、湧き出した地下水が溜まってできたプールの底に、おびただしい数のゾイドの残骸が沈んでいるのを見つけて不思議に思うのだった。

そして翌朝、まだ夜も明けきらない頃、バンはアーバインがジークを連れ出そうとしているのを発見して詰め寄る。まさに一触即発という張りつめた空気の中、不意にバンたちのいる倉庫の周囲に砲弾の雨が降り注いだ。さらに、遺跡のそこここからわらわらとガイサックが現れ、倉庫に侵入してくる。バンたちは各々のゾイドの操縦席に乗り込み、脱出の準備を急いだ。

囮のガイサックで獲物を遺跡に追い込んでおいて、夜明けに奇襲をかけるという敵の罠、’スリーパー・トラップ’にまんまとはまってしまったバンたち・・・。昨夜、バンが遺跡の中のプールで見たゾイドの残骸は、哀れな獲物たちの末路の姿だったのだ。

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